面白ざっか・デジモバの考えること
面白ざっか・デジモバのネットデビューと怪しい雑貨
04年のネットデビュー当初は面白ざっか・デジモバではデジタルモバイル系機器及び付属品と、その他の雑貨を販売していました。今はほとんど市場から消えてしまったPDAのケースなども販売していました。このデジタルモバイルを略してショップ名「デジモバ」としたのです。
しかしデジタルモバイル機器の販売よりも、雑貨の販売の方が私達スタッフの気持ちが乗ってきました。特に怪しい系統の雑貨ほど力が入りました。例えばお掃除ロボット「ルンバ」は当初玩具メーカーのタカラ(現タカラトミー)が日本総代理店でした。
当時ルンバはまだ海のものとも山のものともわからない怪しい雑貨(玩具?)のたぐいでしたので、面白ざっか・デジモバではノリノリでその性能の良さ、可愛さをアピールいたしました。
おもしろ雑貨のトラブル
ある時「フィンガーローズ」という試験管の中で成長するバラを販売いたしました。韓国メーカーの製品で、日本の総代理店と謎のトラブルが生じ、そのまま日本から姿を消しました。この商品、小さなバラということからギフト需要が多かったのですが、同時にバラが試験管の中で枯れてしまうというクレームもそれなりに発生する商品でした。
「フィンガーローズ」だけでなく、おもしろ雑貨をプレゼント用途にお使いになるお客様は意外にたくさんいらっしゃったのです。でも、わかったときには既に遅く、トラブル発生!ということもありました。当時のお客様には申し訳ありませんでしたが、このようなクレームから、ギフト需要に対しても応えられる品質のものでないと、販売するべきではないことを私達は学びました。
そんなことから品質が劣る商品の販売を停止してきた結果、ユニークな雑貨であって、かつギフトにも使えるような高品質な商品が残り、定番品として現在も販売させていただいています。
ただ、それでも残念なことに人間の作るもの、不良が「0」になるということはありません。万一不具合が発生した場合には、最大限お客さまにご迷惑をおかけしないように、まず当店の在庫を交換品としてお送りし、不良品は最終的にはメーカーで検査の上、対策をとっていただくように依頼しています。
おもしろさの賞味期間
おもしろ雑貨といってもいろんな面白さがあります。どんな視点で「面白さ」をとらえるかで、おもしろ雑貨の中身は変わってきます。
例えば飲み会などで披露してウケる一発芸的なおもしろさ。流行りのグッズ。発売直後の希少品など‥。でもこのような、その瞬間に面白いと思って購入したものが、時間が経つとまるで賞味期限切れのように、おもしろ味が消えてしまったということは割によくあります。
どうもそういうものを売るのはなんだか寂しいなと私達は思ったのです。ギフトにもできる高品質ということは、時間が経っても面白いとか、楽しめるとか、ニヤッとしてしまうなどという商品だと思います。そうであれば贈った方も贈られた方も気持ちよく過ごせます。
ココロの役にたつ雑貨
そこで、このところ、面白ざっか・デジモバでは、「ちょっとココロがうれしくなる」ものとか、「少年のようなイノセンスを刺激してくる」とか、「知的なエッジが効いた」とか、「いつまで見ていても飽きない」とか、そんな本質的なおもしろ要素を含んだ『ココロの役にたつ雑貨』をセレクトしていこうと考えています。皆様もそんな雑貨を見かけたらぜひ教えてください。
● 面白ざっか・デジモバへのご要望とか質問などは以下へご連絡ください。
Eメール:iinfo@digimoba.com