ファッショナブルな戦国武将傘。
傾奇者の心意気!
傾奇(かぶき)たる戦国武将の心意気をデザインしたキュートな傘を紹介します。
日本刀型傘のキモは刀の柄。傘の手元がリアルに日本刀の柄そのままな、「サムライアンブレラ」や「名刀雨傘」と違って、「戦国武将傘」の柄は『木製』です。
リアルな日本刀型傘を見慣れていると、一瞬すかされたような気がします。でも良く見ると、木の質感がほど良く軽い、カジュアル戦国武将傘な味になっていて、カラフルな傘のデザインとよくマッチしています。
それに柄が太い分だけ、とっても持ちやすいです。これなら女の子にも使えます。
戦国武将の家紋や心意気がデザインされた傘、これもやっぱり日本男子の心を鷲づかみ。武将の心意気を傘に添えて、ちょっとオシャレに街で決めてみたいな。
カジュアルでキュートな現代版の傾奇者。こんな傘があると、雨の日の生活にアクセントができて楽しくなりますよ。
傾奇者(かぶきもの)とは
ところで、「傾奇者(かぶきもの)」とは何でしょうか?戦国時代や歴史愛好家の方ならみなさんご存知ですが、ご存知ない方のため、以下ちょっとだけ説明いたします。
武将の中では「前田慶次郎」「織田信長」が「傾奇者」として有名です。
『Wikipedia』によると
異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者たちのこと。当時男性の着物は浅黄や紺など非常に地味な色合いが普通だった。しかしかぶき者は色鮮やかな女物の着物をマントのように羽織ったり、袴に動物皮をつぎはうなど常識を無視して非常に派手な服装を好んだ。他にも天鵞絨(ビロード)の襟や立髪や大髭、大額、鬢きり、茶筅髪、大きな刀や脇差、朱鞘、大鍔、大煙管などの異形・異様な風体が「かぶきたるさま」として流行した。
『歴史と旅』2000年3月号の中で作家の戸部新十郎さんはこのように説明しています。
「男の世界は男を立てることからはじまる。立てるとは行為や現象の度合いを際立たせ、目立たせる意味である。他でもなく《男伊達》をさす。精神的に意気を競い、派手に振舞うことである。時代によって呼称も内容も異なるもののその本質は変わらない。安土桃山時代には《かぶき者》といった。異様、異端な身なり、奔放な行動、ふざけ、たわむれなどの意を含むが、元来は”傾(かぶ)く”こと、つまり傾いているわけで、ひと口に曲がっていると理解していい。」
…いかがですか?傾奇者。話のネタに戦国武将傘/戦国折畳傘を1本どうぞ。