バルセロナの巨大な謎の建築物「サグラダ・ファミリア」を組み上げる贅沢‥。
スペイン・バルセロナに高くそびえる壮大な建造物として世界の人々の心を魅了し続ける「サグラダ・ファミリア教会」は世界遺産です。 約120年前の1882年(明治15年)に建築が始まり、未だ完成することのない、歴史上類を見ない建造物です。またこのサグラダ・ファミリア教会を設計した建築家アントニ・ガウディは世界遺産にその建造物を7つもエントリーされるという、度外れた建築家でもあります。彼が生涯をかけて取り組んだプロジェクト「サグラダ・ファミリア教会」は現在も進行中です。
建築のきっかけは、書店・出版業を営んでいたボカベリーリャの発案でした。そして、その完成が200年後(2082年)ともいわれる一大プロジェクトです。完成すると18本の塔がそびえる予定ですが、これまでに完成したのは12本。ガウディの生前に出来上がっていたのは1本だけでした。
サグラダ・ファミリア教会を紙模型として作り上げたのが、このペーパークラフト・ブック。デザイナーはロンドンに住むリチャード・ミラー氏。ガウディが残した設計図からおこしたデザインは、形、色とも緻密に再現されています。サグラダ・ファミリアの200年後の完成を待たずに、その全体像と細部とを再現しています。
※このペーパークラフトは今サグラダ・ファミリア教会に完成模型の1つとして展示されています。